酸素吸入は、空気中の酸素(約21%)よりも高い濃度の酸素を人為的に吸入して、からだの組織に十分な酸素を供給し、健康の維持・回復のために様々な効果をもたらすことができます。
呼吸器疾患をかかえる場合、あるいは老齢で自力で呼吸をすることが困難な場合は呼吸を助けてあげることができます。
また、手術後の体力が低下しているときは、血液中の酸素量を増やし、細胞組織に十分な酸素を行きわたらせることによって体力の回復を早める効果があるほか、長期的な酸素不足による高血圧や心不全などの合併症を防ぐ効果もあります。
さらに、酸素吸入は血行を良くするため、代謝が上がることによって肉体的な疲労を回復させるとともに、睡眠の質が向上して精神的なストレスを解消する効果も期待されています。
このように酸素吸入は体に良い効果をもたらしますが、長期的な吸入によって活性酸素を多く発生させてしまい、この増加した活性酸素による体への悪影響を心配する声もあります。
活性酸素は、酸素が体内で消費される過程で酸素分子の一部が強い酸化作用により変化してつくられるもので、取り込まれた酸素のうち2〜5%は活性酸素に変わると言われています。活性酸素は外部から侵入した細菌やウイルスを除去するという免疫機能を持ちますが、増え過ぎると細胞を酸化させてからだに悪影響を及ぼすマイナスの要素も持っています。
水素は、この活性酸素のうち免疫機能のある善玉活性酸素に影響を与えること無く、強力な酸化作用のある悪玉活性酸素「ヒドロキシルラジカル」を選択的に除去するものです。
水素は、分かりやすく言うと抗酸化に優れていて、病気の予防に繋がるものです。
病気の予防だけでなく、美容に使うことで肌トラブルを改善します。
また、アスリートにとっては、持久運動のエネルギー消費量を低減し、また激しい運動後の筋疲労を改善しますのでパフォーマンスアップが可能になります。
抗炎症効果が高いので、痛みの軽減にも繋がります。
人間の疾病や身体のトラブルの9割が「活性酸素」が関係していると言われていますので、
水素の活用は、QOLを高める重要な存在だと捉えて製品を開発しています。